ブラックホール周囲に有機分子の集中を発見
ブラックホールの周囲は、強烈なエックス線や紫外線で有機分子が壊されるという従来の見方を覆す発見で、大量のちりとガスによってエックス線や紫外線が遮られているマイルドな領域の存在を示唆した。 巨大ブラックホール周辺の意外に複雑な実体に迫る観測結果が出た。南米チリのアタカマ砂漠の標高約5000mの高原にあるアルマ望遠鏡で渦巻き銀河を観測し、その中心部に存在する巨大ブラックホールの周りのガスに有機分子が集中して存在することを、国立天文台野辺山宇宙電波観測所・総合研究大学院大学の高野秀路(たかの しゅうろ)助教と名古屋大学太陽地球環境研究所の中島拓(なかじま …
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