「2年前の病さえなければ『霊訓』をもう1冊編纂して出版し、同時に、絶版となっている氏の他の著作が再版されていたことでしょう。健康でさえあったら、それはいずれ成就されていた仕事です。霊界の人となった今、氏は、あとに残した同志たちが、氏が先鞭をつけた仕事を引き継いでくれることを切望しているに相違ありません」
↑これは「インペレーターの霊訓」(4)モーゼスへの賛辞 の中の一文でモーゼス氏の事に言及した部分です。今日も自動書記テストをおこなっていますが僕の手が動く事は一切なし、かなりバカバカしくなっていますがまだ続行します。
霊団はモーゼス氏が僕を自動書記霊媒として使用すると言っていますが、僕はこの11年の苦い経験がありますので、その霊団の言葉を全く信用してません。ただし、本当に降ってくるのであれば、モーゼス氏が物質界生活中にやり残した仕事を僕という道具を使用してやって頂いて構いません、と一応書き残しておこうと思います。そうはならないと思ってますが。
※モーゼス氏は現在の僕くらいの年齢で帰幽しています。しかし僕は何しろ超健康体ですので相当長生きするのではないかと思われます。が、それ自体はちっともうれしい事ではありません。一刻も早く物質界を離れたいと思っている僕にとってそれは地獄以外の何ものでもありませんが、ただし霊的仕事はたくさん残す事ができるという見方もできると思います。

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話を聞き終るとテープレコーダーのスイッチを入れる。その日はジョージ・シヤリングの「夜の霧」がセットしてあった。私は立ったまま右手を額に当て左手を後頭部に当てる。
その姿勢のまま真っすぐに目をやると、レコードプレーヤーの上にガレンの肖像画が見える。紀元2世紀ごろのギリシアの医学者で、私の心霊治療の第1支配霊である。私は目を閉じて音楽に耳を傾ける。
すると突然右手の指先から一種の“診察力”のようなものが出て病気の真因を探りはじめる。激しく震動しながら肩から首筋にかけて動いていく。ひどい凝りだ。私の手が優しく、しかし、しっかりとさすりながら、急所へ来ると止まる。次第に凝りが取れはじめ、緊張がほぐれていくのがわかる。
治療が終ると、夫人は何か月ぶりかで爽やかな気分を味わいましたと言う。が私からみると、この人に今いちばん必要なのは霊的真理の理解である。私は本を1冊プレゼントして、是非読んで来週もう1度いらっしゃいと言っておいた。書籍の内容が主役であり僕のコメントなどはオマケのオマケですのでサラッと撃つつもりでいるのですが、語りたい事がいろいろあってどうしてもカタカタテキストを撃ってしまいます。AffinityPublisherでの「インペレーターの霊訓」書籍データ作成は明日には完成、するかなぁ、イヤ、モチョトかかるでしょう。そしてそもそも表紙がありませんのでまだ印刷できません。
で、止まらず「イエスの成年時代」「イエスの弟子達」の書籍データ作成も表紙の部分だけ空白にしておいておこないますこうなったら。もうやるしかないのです。しかし先ほど霊団が「ゆっくり」と言ってきました。僕はもうジイサンだぞ、残された時間は多くないんだぞ、どこをどう切り取ったらそんな言葉が出てくるんだよ。この件はのちほど。
まずはフラー26キャラ線画に集中中。プライオリティが低いので正直描かなくてもいいのではと悩みます。イヤ、そゆこと言っちゃいけない。んー、復刊じゃなくていっそ同人にしちゃおうかな。同人でも著作権の問題が発生するのかな。しかし同人では流通できない。っとと、一旦切りましょう(祈)†「インペレーターの霊訓」のテキストをAffinityPublisherに流し込んで体裁を整えるという事をやっていますが、んー地味でキツイ作業です。だからこそできる時にやらないといけません。「イエスの少年時代」の時に印刷テストをおこなっていますが、今回もそれをやる事になるでしょう。しかしその前に表紙を描かないといけません。
今回は復刊できる前提でのデータ制作ですから、表紙もしっかりしたモノを用意したい気持ちです。山で撮影した画像がしっかりしていない訳ではなく十分使えるのですが、今回は描きたい絵がありますのでフラー26の作業が終わり次第何とか描いてみるつもりです。
フラー26キャラ線画は20%完成中といったところ、変形前の絵が描き終わり、これから変形中の展開図を描きます、これが恐ろしくムズカシイ。しかしもたもたしていられない、もたつくイコール閉じ込められるという事になりますので、何が何でも急がないといけません。
本当にどれだけもがいても全く脱出できずに人生が終わるのかと思うと絶望感がハンパないですが、最後の一瞬まで脱出できると信じて作業続行させましょう。書籍復刊なるか、流通させられるのか、出版社設立はたぶんムリ、しかしそこを目指します。止まるな、たきざわ彰人、何が何でも前進させろ(祈)†2人は豪華な食事に舌鼓をうちながら色々とおしゃべりをした。ヘラー記者は話のしやすい人だった。職業柄かも知れないが、こちらの話に一心に耳を傾けてくれるのは嬉しいものだ。もっともそれは1つには豪華な食事のせいかも知れないが、いずれにしても雰囲気はきわめて良好だった。
食事も終りに近づき、コーヒーが出た。するとヘラー記者が「お仕事のことは十分お聞きしました。ところでお仕事のほかにはどんなことをなさってますか」と聞いた。私は正直に心霊治療が施せると言った。そのことが「ひと」の欄の最後に書き添えられた。図らずもそれが最大の広告となったのである。
さらに、そのことが他の新聞社の目にとまったらしい。翌週さっそく私の土地の地方新聞のミッド・サセックス・タイムズが私に関する記事を載せ、それにも心霊治療家として紹介してあった。それを見たのであろう。ブライトンの夕刊紙アーガスの記者がその週の土曜日にカメラマンを連れてやって来た。
翌週その夕刊はほぼ1ページを使って私を紹介し、妻と私が並び子供たちがプールで遊んでいる写真が載っていた。さらにその翌週には英国全土に購読者をもつ日曜新聞ピープルが半ページにわたって私の紹介記事を載せた。さらに雑誌イングリッシュダイジェストが紹介してくれた。米国の雑誌にも載った。
かくして心霊治療家M・H・テスターの名が英国全土に知れわたった。治療日の月曜日になると患者が続々とやってくる。次第に1日ではさばき切れなくなってきた。
待合室はすぐに1ぱいになる。外の車の中で待っている人もいる仕末だ。果たして満足のいく治療がしてあげられるか – 月曜日は心霊治療家としての私にとって試練の1日である。この書籍の作業をやってみたところで全く脱出できない、副業にさえならない、ただ趣味レベルで本を作ってる(イヤ復刊もできない、ただデータを作ってるだけ)状態になる事は目に見えている、不毛感がタダ事ではありませんが、そう言って手を止める訳にはいかない。もうやるしかない、とにかくAffinityPublisherに向かって作業中です。
この書籍の表紙は新たに描き起こすつもりですが、その前にフラー26にケリをつけないといけませんので表紙はそのあとになります。こんな様子ではフラー26のカラーリングが終わるのはいつになる事か。
で、そうやってもたもたしている間もずっと僕は閉じ込められる、何をどうもがいても霊団の手のひらで踊らされている状態になるのです。かといって使命遂行を前進させるのかと思えば全くそれもしない、ただ閉じ込める事にのみ全力を傾けてくる。仕事やる気ないなら何で僕を物質界に残しておくんだ、やる気ないなら帰幽にしてくれ。どう生きろって言うんだよ。
普通なら僕はデザインの人間として書籍データ制作に集中し、復刊にまつわる事務作業はそれ専門の人間がやるのでしょう。しかし僕は全作業をひとりでやらねばならない、しかもやってみたところで流通もできないかも知れない(その可能性が極めて濃厚)モチベーションをどう上げろというのか。